コンピテンシー

Junoのインタビューを支えるインタビュー基準。25年以上の経験を持つ定性調査のリサーチャーが策定し、レビューしています。

リサーチの規律

規律ある質問

Junoは、訓練を受けたリサーチャーがインタビューに持ち込む規律を軸に作られています。質問は居場所を勝ち取り、回答はエビデンスとして重みづけされ、テーマは集められるだけでなく検証されます。

ブリーフに沿った質問

一つひとつの質問は、尋ねる前に、そのリサーチが支えるべき意思決定と照らして点検されます。インタビューはブリーフにつながれたままです。

エビデンスとして重みづけされた回答

具体的で、その場で出てきた、実体験に基づく話を、用意された一般論と区別します。浮かび上がるのは、聞こえのよい言葉ではなく、人が実際にしていることです。

能動的な反証

Junoは、ありそうな答えの裏づけを集めるだけではありません。境界を探り、例外を求め、そのテーマを否定するものは何かを検証します。

逸話より仕組み

一度きりの話と、繰り返し起きるパターンは、その下にある条件を引き出すことで切り分けます。一度起きたことなのか、また起きそうなことなのか。

インタビュー

台本ではなく、インタビュー

ペースを調整し、相手に応じ、台本に頼らない。インタビューは相手についていき、リサーチは形を保ちます。

幅を先に取る網羅

Junoは一つの筋を深掘りする前に、意思決定の全体像を押さえます。序盤の脱線が、まだ大事な領域を押しのける可能性を減らせます。

状況に応じたペース配分

Junoは残り時間と参加者の乗り具合に合わせて調整します。その筋から何かが得られているうちは深く掘り、そうでなくなれば次へ進みます。

自然な流れ

短く中立的な相づちと、台本に頼らない言い回しが、インタビューを自然に保ちます。特定の答えを褒めるような温かさは持ち込みません。

デリケートな話題の扱い

お金、健康、家族といった難しい話題では、Junoは質問がどこへ向かうかを先に伝え、飛ばす道も示し、押さずに慎重に進めます。配慮義務の基準は、安全のページに全文を載せています。

機械的な繰り返しをしない

Junoは触れた範囲を把握し、うっかり同じことを聞き直すのを減らします。話題に戻るときは意図的で、重要なことに別の角度から近づくためです。

品質管理

その場で点検する

品質チェックは、終わってからではなくインタビューの最中にも走ります。リサーチの規律が、インタビューそのものの一部になります。

質問単位のレビュー

質問は参加者に届く前に、明文化された定性調査のチェックを通ります。

バイアスの予防

誘導質問、答えの埋め込み、誤った二者択一、こちらから与えた例、前提の押しつけを探します。問題は、質問が発せられる前に直せます。

一度に一問の規律

複合的な質問は、尋ねる前に分割される設計です。参加者には、明快で開かれた質問が一度に一つだけ届きます。

重複の検出

次の質問の前に、そこまでのインタビューを踏まえます。意味の重複がうっかり起きるのを減らせます。

言語

多言語でのインタビュー

リサーチの規律は、Junoが対応するすべての言語に引き継がれます。インタビューは言葉を訳すだけでなく、人の話し方に合わせます。

テキストは100言語

Junoは現在、テキストインタビューを100言語、音声インタビューを9言語で選べます。曖昧な合計値をひとつ示すのではなく、この二つの形式を区別しています。

方言への対応

Junoは参加者自身の回答から地域特有の語彙を拾い、言い回しを合わせられます。インタビューは一般的ではなく、その土地らしく響きます。

言語をまたいでも一定の品質

共通の方法論と技法のチェックが、対応するすべての言語に適用されます。知見は市場をまたいでも比べやすくなります。

比較可能性

標準化された比較用の質問

まったく同じ質問をすべてのインタビューで尋ねたいとき、Junoは一字一句そのまま差し込みます。インタビューの流れは崩しません。

文脈に置かれる逐語質問

承認された逐語質問は、一字一句そのまま織り込まれます。取って付けるのではなく、その話題がすでに温まっている瞬間に差し込みます。

判断して差し込む

逐語質問は、残り時間と話題との関連で優先順位が付きます。前提がその参加者に当てはまらない場合は飛ばします。

インタビュー間の比較可能性

文言をそろえることで、インタビュー間の同条件比較ができます。その周りのインタビューは、相手に応じたままです。

信頼性

途中で崩れないインタビュー

インタビューは実在の人の時間を使います。Junoは、それを止めずに進め、品質が落ちた回を見える形にする設計です。

途切れない設計

代替経路があるため、サービスが中断してもインタビューは復帰でき、参加者に最初からやり直してもらう必要はありません。

インタビューのテンポ

応答のタイミングは監視しています。不自然な間は我慢を強いるだけでなく、参加者が次に話す内容まで変えてしまうからです。

品質が落ちたインタビューは見える形で残る

技術的な問題がインタビューに影響した場合、何事もなかったように扱わず、レビュー対象としてフラグを立てます。

スコアリング

インタビュー後の品質スコアリング

インタビュー後のチェックが、完了した一件ごとにスコアを付けます。品質はまとめて前提にするのではなく、一件ずつ見ます。

インタビュー単位の品質レポート

レポートには、関連性、技法の遵守、一貫性、リサーチとしての価値、参加者の関与度が記録されます。

記録された理由

スコアとその理由が記録されるため、レビューする人は、そのインタビューが基準を満たしたのか、手当てが要るのかの根拠を持てます。

紛れ込ませず、フラグを立てる

品質基準を下回ったインタビューは、気づかれないままデータセットに紛れ込むのではなく、自動でレビュー対象としてフラグが立ちます。

判断

インタビュー中の判断

どこで食い下がり、どこで引き、どこで本題に戻すか。リサーチャーがインタビューの最中に下す判断を、Junoも下します。

参加者に導かれ、ブリーフに応える

Junoは参加者自身の言葉と捉え方についていきながら、リサーチが必要とする領域へ舵を取ります。

第三者の扱いの規律

配偶者や勤務先など、他の人の話が出たときは文脈として扱い、焦点は参加者自身の判断に戻します。

道がふさがれたとき

参加者が答えられない、または答えたくないときは、Junoは押さずに別の道を探すか、穏やかに先へ進みます。

基準が働くところを見る。

Junoが実際にインタビューを行う様子を見て、やり取りを読み、その技をご自身で判断してください。